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【平成25年度 活動のようす】
2013年8月3日(土)に実施されました
佐藤 和利元館長の『オホーツクの海と山』in紋別
“オホーツクの先人や先輩達の知恵に学ぶ”
の活動のようすを公開しました。

旧上藻別駅逓所に到着し、保存会のおじさんたちに迎えられました。
おじさんたちの紹介が始まりました。
人やウマの休憩や宿泊をするための施設だよ、と説明してくれました。
子供たちはおじさんたちの説明にしっかり耳を傾けています。
昔の形をよく残した上藻別駅逓所、歴史的な建物として国の登録有形文化財になりました。
駅逓所の中の風景、いろいろな昔のものが展示されています。
蓄音機を珍しそうに回していました。 近くでおじさんはハラハラしてみていました。 レコード壊れないかと。
もしもし、通じた通じた。 昔の電話機を試しています。
手作りトロッコがありました。 子供たちは早速乗り込みました。 動力は人力です。
から竿で脱穀体験をしました。
『どん』を作る道具の体験をさせてくれました。 「どん」という大きな音と共にドンは圧力釜?から飛び出しました。
出来上がったドンをおいしそうに食べています。
もち米から作ったドンです。
昼食はジャガイモと、とうきびでした。デザートはスイカです。
ジャガイモに塩辛やバターをつけてみんな完食です。
午後から、鴻之舞金山で働いていたおじさんから当時の生活の様子を聞きました。
当時の建物の前で仕事のようすの説明を受けました。 金山には14,000人も住み、大劇場や武道館もありました。
みんな真剣に聞き入っているのでおじさんの説明にも熱が入ります。
場面は変わりました。 砂金掘り体験の八十士(やそし)に到着しました。
まず最初に佐藤塾長から砂金掘りの注意事項がありました。
みんなおっきな金をとるべく真剣な顔つきで聞いています。
砂金は砂金を含む岩石が風化し、そこから離れた粒の大きい金が水流で流れて川底に堆積したものですと、佐藤塾長の説明は続きます。
砂金採取の最盛期は約300名近く働いていました。
いよいよ砂金採取の時が来ました。
早速、川に入り砂金掘りの開始です。
金がたくさん入っていそうなところを鍬で掘り起こしてくれています。
みんなパンニング皿をもって金を含む土砂を掬い上げるのを待っています。
みんな佐藤塾長さんの説明を聞き漏らすまいと真剣に聞いています。
みんなパン皿に川底の土砂入れて水で揺り動かす作業に入りました。 金を流さないように慎重にね。
金は土砂より重いので下の方に集まります。
佐藤塾長さんも少しでも砂金が取れるように川底の土を掘り起こしてくれています。
ういた土砂を少しずつ皿を傾け水流により皿からこぼすように出します。
だんだんと慣れてきてパン皿をあやつる手つきもさまになってきました。
博物館に戻り砂金の選定作業に入ります。
僕のこの中にきっと金は入っているはずなっだけど。
早速作業の開始です。
みんなパン皿の中に砂金を求めて必死に作業をしています。
これはきっと金らしい、虫眼鏡を使って慎重に鑑定をしています。
金は小さいので、みんな慎重に見極めの作業をしています。
だんだん金に近づいているようです。

【塾長 佐藤 和利元館長から子ども達へのメッセージ】

オホーツクには素晴らしい自然と、それに育まれた人々の歴史があります。
みんなで豊かな自然と当時の生活を体感してみましょう。


【活動内容】

<3日目>

  • 上藻別駅逓所で昔の道具を使った仕事体験
  • 昔風食材の昼食(じゃがいも、とうきび等)
  • 鴻之舞金山跡見学と地形観察
  • 八十士砂金掘り体験
  • 採取した砂金の分析と観察学習(博物館)

※「子どもゆめ基金」助成活動


【過去の年度の「活動のようす」をご覧になる場合】

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